どちらのタイプも男の色気もあまり感じません。わざと狙ってそうしているかのようなハズし方です。美人だとかブスだとかいった問題ではありません。美人の中にもたくさんいます。いえ、美人ほどこんなタイプが多いものです。ブスに見えることをわざとやっている人間が、いるとはだれも思いませんよね。ところが、ぞれを、無意識だけど意図的、にやっているのが、幸せ恐怖症タイプの人なのです。

三十にもなった男性が実際に、自分、白い馬に乗った王子さまを待っていたのに、と嘆くのである。そして一律に望むのが、背の高い人気十、三の男のコと、男性を見る視点が変わらない。つまり、幼いのである。このままの自分を受け入れてくれる人、なんて、どこにもいない。今まで待っても出てこないんだから多分一生出てこないだろう。

だからこそ貴重で、本命の恋人にするには最高なのだ。こ4条件を兼ね備えている男の見分け方は勘と嘆覚のみ。レベルの低い男を幾人もたぶらかし、優雅気取りになっている底の知れた女に土台無理な話。もちろんあたしも優雅の女ではないので、明後日の方向に勘を働かせてしまったこともある。例えば、お金を持っている男と付き合いたいとしましょう。

2日後、サンフランシスコに向かう機中で、ハンターに自分のみじめな気分を悟られまいとつとめたものの、なんとも骨の折れる努力でした。おまけに自分はアルカトラズ騒ぎのストレスから風邪をひきかけていました。ところが座席の前の電話を見つめていると不意にからだ中をアドレナリンが駆けめぐり、友人におそわった例のちょっとしたコツをためしてみようと思い立ちました。

契約関係とはなんでしょうか。彼に必要なものを与えてあげる代わりに、彼も自分のことを好きでいてくれるという、物々受換的関係、これが契約関係です。こういう男性は、彼にとって自分の存在価値は、性の対象、であることだと思っていることが多いので、セクシーな下着をつけ、挑発的な服装をし、化粧をして、彼を欲情させてあげなくてはいけないと思っています。

たとえ男性の仕事がどれほど忙しくても、会いたい、と思ったら懸命に時間を作ってデートする。まして結婚を考える相手だったらなおさらのことだ。誠意を尽くすのに、男女関係ない。彼男は対等を要求しながらしかも古い価値視に縛られたままだ。そのひずみが彼男を頑なにしたのではないだろうか。短いインタビューで判断するのは危険なことだが、自分はふと、彼男の母上も、昔気質の耐える男性だったのではないかと思った。

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